【4月20日 AFP】パキスタン・ラホール(Lahore)で19日、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の終わりを祝う大祭「イード・アル・フィトル(Eid al-Fitr)」を前に、故郷に帰る人々の姿が見られた。バスターミナルでは、バスの屋根の上に乗って出発を待つ人もいた。

 世界のイスラム教徒はイード・アル・フィトルを家族や友人などと祝う。プレゼントを交換したり、新しい服や靴で着飾ることから店舗などにとってはかき入れ時となっている。

 しかし、今年のパキスタンは数十年ぶりの高インフレに見舞われているのに加え、政治的に不安定な状況で、稼ぎが見込めず、家賃も払えないのではないかと懸念する人も多い。(c)AFP