【4月19日 AFP】国際バスケットボール連盟(FIBA)は18日、ロシアとベラルーシの男子代表チームを2024年パリ五輪出場に向けたセカンドチャンスであるプレ・クオリファイイング・トーナメント(FIBA Olympic Pre-Qualifying Tournaments 2023)から除外すると発表した。

 12チームで行われる五輪出場へ向けたメインの予選としては、フィリピン、日本、インドネシア共催で8月25日から行われるFIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)があり、32チームが本戦出場を決めているが、ロシアとベラルーシはこの大会の予選から除外されていた。

 プレ・クオリファイイング・トーナメントは、W杯に出場できなかったチームのための五輪予選会で、8月12日から開幕する。

 女子でも、両国代表は五輪出場へ向けたメインの予選会を兼ねて6月に行われるFIBA欧州選手権(2023 FIBA Women's EuroBasket)の予選から除外されていた。

 昨年2月にロシアがウクライナへの侵攻を開始して以来、ロシアとベラルーシの選手は複数のスポーツで制裁を科されているが、国際オリンピック委員会(IOC)は3月、個人資格の中立選手として大会に復帰させるよう勧告していた。(c)AFP