【4月16日 AFP】(更新)アフリカ北東部スーダンの首都ハルツームで15日から16日未明にかけて正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が衝突し、少なくとも民間人56人が死亡、600人近くが負傷した。

 RSFは大統領府や空港など重要施設を制圧したと主張。その後も市内の通りでは爆発や銃撃の音が響いていた。軍はRSF側の主張を否定している。

 空軍はRSFの基地を継続的に攻撃。15日夜、住民に屋内にとどまるよう呼び掛けた。市の上空を飛行する戦闘機も目撃された。

 医師連合は16日、少なくとも民間人56人が死亡したほか、軍にも多数の死者が出ていると明らかにした。このほか治安部隊も含め600人近くが負傷したとしている。(c)AFP