【4月15日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は14日、17日に開幕するバルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2023)の欠場を発表した。史上最多を更新する15度目の優勝が懸かる全仏オープン(French Open 2023)への準備にさらなる支障が生じている。

 36歳のナダルは、1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)で痛めた股関節屈筋の負傷が完治していないと説明。自身のツイッター(Twitter)で、「バルセロナは自分にとって特別な大会。ここは自分を育ててくれたクラブであり、ホームでプレーするのはいつだって特別な気持ちになるからだ」と残念がった。

 当初、最長2か月の離脱を想定していた中で、ハードコート大会のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)とマイアミ・オープン(Miami Open 2023)を欠場し、クレーコートシーズン開幕からの復帰を目指していたが、今週のモンテカルロ・マスターズ(Monte-Carlo Rolex Masters 2023)も欠場していた。

 全仏オープンは来月28日に開幕する。(c)AFP