【4月13日 AFP】ロシアは12日、国際宇宙ステーション(ISS)の運用を2028年まで続けると表明した。24年以降に撤退するとしていた従来方針を撤回したとみられる。

 ロシアの宇宙開発企業ロスコスモス(Roscosmos)のユーリー・ボリソフ(Yury Borisov)最高経営責任者(CEO)は、テレビ放送されたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との会談で、ロシアが使用しているISSのセグメントについて、「政府の決定により、運用が2028年まで延長された」と報告。ロシア製宇宙ステーションの建設を議論する「時がきた」と述べた。

 ロシア政府は昨年7月、ウクライナ侵攻に伴い西側諸国との関係が悪化する中、ISSから「2024年以降」に撤退するとしていた。(c)AFP