【4月11日 AFP】英王室は9日、来月6日に行われるチャールズ国王(King Charles III、74)の戴冠式について、国王が着用する王冠をモチーフにしたツイッター(Twitter)用の絵文字などの新情報を明らかにした。

 バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)によれば、絵文字のモチーフとなっている王冠は、17世紀に作られた英王室の至宝「聖エドワード王冠(St Edward's Crown)」。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が1953年の戴冠式で着用したもので、チャールズ国王に合わせて調整される。

 戴冠式に合わせ、祝賀コンサートや全国規模の関連イベント、奉仕活動などが行われる予定。絵文字はそれらのハッシュタグ、#Coronation(戴冠式)、#CoronationConcert(戴冠式のコンサート)、#CoronationBigLunch(戴冠式のビッグランチ)、#TheBigHelpOut(困っている人を大いに助けよう)などをツイッターで使用すると表示される。

 エリザベス女王が亡くなる3か月前に行われた在位70年を祝う「プラチナジュビリー(Platinum Jubilee)」のイベントでは、女王のお気に入りの犬種コーギーが王冠をかぶっている絵文字が登場した。(c)AFP