【4月10日 AFP】インドネシア・バリ(Bali)島で、ビーチに打ち上げられていたマッコウクジラが死んだ。地元当局が9日、明らかにした。同島へのクジラの打ち上げはここ1週間余りで3頭目。

 マッコウクジラは体長17メートルの雄で、8日午後にジュンブラナ(Jembrana)県のビーチに打ち上げられているのが見つかった。海洋水産当局関係者はAFPに対し、死骸は病理解剖を行った上で埋めると説明。先に見つかったクジラと同様、病死したものとみられると語った。

 バリ島では1日、タバナン(Tabanan)県のビーチで体重2トン以上、体長11メートル以上のニタリクジラの腐敗した死骸を地元住民が発見。5日には、クルンクン(Klungkung)県で体長18メートルの雄のマッコウクジラの打ち上げがあった。(c)AFP