【4月7日 AFP】アフリカ・ボツワナ政府は6日、チョベ国立公園(Chobe National Park)付近で13歳の少年と男性1人が水牛に襲われ死亡したと明らかにした。

 環境・観光省によると、現場は広大な動物保護区の北側の境界となっているチョベ川沿いのカサネ(Kasane)。少年は中学校のサッカー場にいたところを襲われた。

 4日に死亡したのとは別の男性が水牛に襲われ負傷したため、野生動物当局が行方を追っていた。

 翌日には域内で男性2人が襲われ、1人がけがが原因で死亡した。もう1人は軽傷だった。当局によると、この水牛は殺処分された。さらに、学校付近をうろついていた2頭も処分された。

 環境省は、水牛は人命に危険を及ぼすとして警戒を怠らないよう呼び掛けた。(c)AFP