【4月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のアンソニー・レンドン(Anthony Rendon)三塁手がファンの胸元をつかんでもめている動画がソーシャルメディアに投稿され、リーグ側は31日、調査を行っていると明らかにした。

 動画では、エンゼルスがオークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)に敗れた3月30日のシーズン開幕戦終了後、クラブハウスへ戻るレンドンがファンの男性に向かって「何て言った? 俺をクソ野郎と呼んだよな?」と詰め寄る声が確認された。

 男性が否定する中、レンドンは観客席のガードレール越しに相手のシャツの胸元をつかみながら「なあ、言っただろ。このくそったれ」と言い返し、相手の帽子をはたくしぐさをしてその場を去って行った。

 3月31日には試合がなかったエンゼルスは現時点でコメントを出していないが、米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)は、1日のアスレチックス戦の前にレンドンが自身で騒動についてコメント文を出すか報道陣に直接説明する見通しだと報じた。

 レンドンはMLB11年目になるが、ここ2シーズンの大半は手首のけがや腰の問題で負傷者リスト(IL)入りしている。(c)AFP