【3月20日 AFP】5月に欧州国別対抗歌謡祭「ユーロビジョン・ソング・コンテスト(Eurovision Song Contest)」が開催される英イングランド北西部リバプールで、日本人美術作家の太郎千恵藏(Taro Chiezo)氏の立体作品「Superlambanana」がウクライナ国旗色に塗り替えられた。

 今年の大会は、前年の優勝国であるウクライナで開催されるはずだったが、主催団体の欧州放送連合(EBU)は、ロシアの軍事侵攻を受けている同国での開催は不可能との見解を示した。英国は2位だった。

 作品は1998年からリバプール市内に設置されている。遺伝子組み換え食品の危険性を警告しつつ、ランカシャー羊毛やバナナなどの取引を行っていた港湾都市の歴史も反映している。(c)AFP