【3月14日 AFP】ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で11日、裸のサイクリスト集団が自転車の交通安全を訴え、市内で最も交通量の多いパウリスタ通り(Paulista Avenue)を駆け抜けた。

 このグループは裸で自転車に乗ってアピールする世界的な運動「ワールド・ネーキッド・バイク・ライド(World Naked Bike Ride)」のブラジル版、「ペダラダ・ペラダ(Pedalada Pelada、裸でペダルをこぐの意)」。

 全裸や下着姿のサイクリスト30人の中には、全身に緑色を塗り、ロシア風の帽子チャプカをかぶっただけの参加者もいた。

 ブラジル全国交通医学協会(Abramet)の昨年6月の発表によると、2021年には自転車に乗っていた人が入院する重大事故が1万6000件発生。1日平均44件に上るという。(c)AFP