【3月11日 AFP】自転車ロードレース、パリ~ニース(Paris-Nice 2023)は10日、予定されていた第6ステージ(トゥーブ~ラコルシュルルー、197.5キロ)が「猛烈な」突風のため中止となった。

 一度はスタート地点を変え、117.8キロ地点からの短縮開催とする運びとなったが、コンディションが危険すぎることが明らかになり、最終的には「選手の安全を確保」するため取りやめとなった。

 昨年のツール・ド・フランス(2022 Tour de France)を制したチーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のヨナス・ヴィンゲゴー(Jonas Vingegaard、デンマーク)は「自分は体重が60キロあるが、このような風ではバイクに乗っていられなかった」と話した。

 これで大会は残り2ステージとなり、2度のツール制覇を誇るUTE(UAE TEAM EMIRATES)のタデイ・ポガチャル(Tadej Pogacar、スロベニア)が総合首位に立っている。(c)AFP