【3月9日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は8日、決勝トーナメント1回戦第2戦が行われ、ACミラン(AC Milan)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と敵地で0-0で引き分け、2戦合計1-0で2012年以来となる準々決勝進出を果たした。

 ミランのオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)は「もっと点を取れたが、われわれは結果にふさわしい」と話し、「クオリティーと気持ちを見せることができたし、きょうも勝てた試合だった」と振り返った。

 一方、主要タイトルから15年間遠ざかっているトッテナムはイングランドFAカップ(FA Cup 2022-23)に続く敗退となり、トロフィー獲得は少なくとも来シーズンまでお預けとなる。

 この日はアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が胆のう炎から復帰したが、チームは攻め手を欠き、さらにDFクリスティアン・ロメロ(Cristian Romero)が2枚目のイエローカードをもらって退場となり、最後の10分以上を10人で戦うことを余儀なくされた。

 コンテ監督は「ファンには本当に申し訳ないが、勝利を生み出すことはできない」と述べ、「積み上げ、忍耐を持たなくてはならない。トッテナムは長く勝てていないので、ファンが我慢できない気持ちも分かる」と続けた。(c)AFP/Kieran CANNING