【3月3日 AFP】先月6日に起きたマグニチュード(M)7.8の地震で甚大な被害を受けたシリア北部ジンディレス(Jandairis)で、フィラス・アハメドさんは被災した子どもたちを楽しませようと、ボランティアでピエロに扮(ふん)して避難中の子どもたちの元を訪れている。

 アハメドさんは、倒壊した建物のすぐそばに設置されている避難者用のテントで「子どもたちが経験した恐怖を軽減させたい」と語った。そして「被災した子どもたちが楽しい気持ちになれるよう、心理的なサポートが必要だ。子どもたちがこれ以上苦しい思いをしないよう、恐怖を和らげ、安全な場所に移動できるまで笑顔でいられるためにも」と話した。

 映像は2月27日撮影。(c)AFP