【2月20日 AFP】ブラジル当局は19日、サンパウロ(Sao Paulo)州で豪雨による洪水や土砂崩れが発生し、少なくとも19人が死亡したと明らかにした。

 タルシジオ・デ・フレイタス(Tarcisio de Freitas)州知事は、沿岸地域の五つの自治体に非常事態を宣言した。

 州政府によると、228人が家を失い、338人が避難している。行方不明者数は明らかにされていない。

 サンパウロ市街から北に200キロ離れた沿岸部のサンセバスチャン(San Sebastiao)では、24時間雨量が600ミリを記録した。

 テレビやソーシャルメディアの映像には、町が水没した様子や土砂に押し流された家屋、倒木の下敷きになった車などが捉えられている。

 週末にはカーニバルも予定されていたが、中止された。(c)AFP