【2月16日 AFP】トルコ救助当局は16日、同国とシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震発生から248時間後に、がれきの中から17歳の少女を救出した。

 震源に近いトルコ・カフラマンマラシュ(Kahramanmaras)で救助に加わった人によると、少女は「健康そうにみえ、両目を開いたり閉じたりしていた」という。

 少女のおじは救助隊員を一人ずつ涙ながらに抱き締め、「あなた方のことは決して忘れません」と感謝した。

 両国の当局者や医療関係者によると、トルコ国内の死者は3万6187人、シリア国内では3688人で、犠牲者の合計は3万9875人となった。両国の一部地域では、生存者の救出活動を既に終了している。(c)AFP