【2月13日 AFP】(更新)22NFLは12日、米アリゾナ州グレンデール(Glendale)のステートファーム・スタジアム(State Farm Stadium)で第57回スーパーボウル(Super Bowl LVII)が行われ、カンザスシティ・チーフス(Kansas City Chiefs)がフィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)を38-35で下し、ここ4シーズンで2度目の優勝を果たした。

 チーフスは10点リードを許して前半を折り返したが後半に逆転。その後35-35の同点に追いつかれたが、終盤に相手の微妙なホールディングの反則で攻撃継続のチャンスをつかむと、最後は終了間際にハリソン・バッカー(Harrison Butker)が決勝のフィールドゴール(FG)を決め、2019年シーズン以来の栄冠に輝いた。

 QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)は前半に足首の負傷を悪化させたかに見えたが、182ヤードを投げてタッチダウンパス3本を記録。だが、この日のチーフスはチーム全体として勝利にふさわしいプレーを見せ、アンディ・リード(Andy Reid)ヘッドコーチ(HC)に古巣相手の白星をプレゼントした。

 マホームズは、後半の巻き返しにつながったハーフタイムの控室での話し合いについて、「誰か一人がというわけではなく、全員でプレーのレベルを上げようという話になった」と明かし、「後半はディフェンス陣も必死にプレーしてくれたし、僕らオフェンスも何とか攻撃の糸口を見つけられた。チームの全員に感謝したい。みんなで戦った」と続けた。

 マホームズは試合後に最優秀選手(MVP)に選ばれ、スーパーボウルMVPに複数回輝いたQBとして、トム・ブレイディ(Tom Brady)やジョー・モンタナ(Joe Montana)、テリー・ブラッドショー(Terry Bradshaw)の仲間入りを果たした。

 一方、イーグルスのQBジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)は、パスに加えて得意のランプレーでの地上戦が素晴らしく、ランでの3本を含む4タッチダウンを決めた。スーパーボウルでQBがランによるタッチダウン3本を記録したのは、ハーツが初めてだった。

 しかし試合後は敗戦に意気消沈した様子で、言葉を探しながら「勝つか、それとも学ぶかだ」と話すと、「このチームを誇りに思う。ここまでみんなで、いろいろなことを乗り越えられた。もちろん、最後に大きな目標を掲げていて、それを達成したかったが、あと少し届かなかった」と語った。(c)AFP/Simon EVANS