【2月12日 AFP】アルペンスキー世界選手権(FIS Alpine World Ski Championships 2023)は11日、フランスのメリベル(Meribel)で女子滑降が行われ、伏兵のヤスミン・フルーリー(Jasmine Flury、スイス)が優勝を飾った。優勝候補のソフィア・ゴッジア(Sofia Goggia、イタリア)は失格に終わった。

 陽光が降り注ぎ気温がぐんぐんと上昇したロック・ド・フェル(Roc de Fer)コースで、2番手滑走を最大限に生かしたフルーリーが1分28秒03を記録した。

 2位にはニナ・オルトリーブ(Nina Ortlieb、オーストリア)、3位には北京冬季五輪金メダリストで前回王者のコリーヌ・スッター(Corinne Suter、スイス)が入った。

 この種目で2018年平昌冬季五輪で金メダル、昨年の北京五輪の銀メダルを獲得したゴッジアだったが、ジャンプ後の着地でゲートをまたいでしまい失格となった。(c)AFP