【2月9日 AFP】(写真追加)トルコ南部を震源とする地震で甚大な被害を受けたシリア北西部の反体制派支配地域に9日、震災後初となる救援物資が到着した。トルコとの国境にあるバブアルハワ(Bab al-Hawa)検問所の職員がAFPに明らかにした。

 AFP特派員は、テントや衛生用品を積んだトラック6台がトルコから越境したのを目撃した。同職員によると、支援物資の輸送は6日の地震の前から予定されていたという。今回の国連(UN)からの支援は第1弾で、今後も大規模支援が予定されている。

 トルコからシリアの反体制派支配地域への国連の支援物資の輸送は、バブアルハワ検問所を通るのが唯一のルートとなっている。国連の報道官によると、同検問所は地震の被害を受けていないが、そこまでの道路が破損し、輸送が一時中断した。(c)AFP