【2月1日 AFP】パプアニューギニアの警察は1月31日、豚の盗難疑惑が部族間の抗争に発展し、5人が死亡したと発表した。

 パプアニューギニアの遠隔地では、土地や資源などをめぐり部族間が対立することは定期的に起きており、死者が出ることもある。

 警察によると先月4日、ジワカ(Jiwaka)州の部族ウィカ(Wika)とワカ(Waka)の間で抗争が始まった。ワカが豚を盗んだとしてウィカを非難し、争いに発展。ワカの男性が殺害された。

 ウィカが男性を殺した男の引き渡しを拒否したため、ワカがウィカを襲撃、4人を殺害した。

 ジワカ州警察のトップ、アルバート・コリン氏によると、2部族は警察の仲介で今週中にも和平協定を結ぶ予定。(c)AFP