【1月26日 AFP】中央アジアのカザフスタンで25日、原材料の供給不足で同国から撤退した米ファストフードチェーン大手マクドナルド(McDonald's)の旧店舗が、同チェーンのロゴなしで営業を再開した。

 カザフでマクドナルドのフランチャイズ店を運営していた「フード・ソリューションズKZ(Food Solutions KZ)」は、首都アスタナで3店舗の営業を再開したと報告。新名称とメニューは近日中に発表するとした。

 これらの店舗にマクドナルドのロゴはなく、代わりにカザフ語で「営業中」を意味する言葉の頭文字「M」が目立つように黄色で表示されている。商品名も若干変更されていた。

 23日には最大都市アルマトイ(Almaty)でも、一部の旧店舗が再開された。

 マクドナルドは2016年にカザフに進出。フード・ソリューションズKZが、6都市で24店舗を運営していた。

 同社は今月、原材料の供給不足を理由にマクドナルドの撤退を発表した。後に農業省は、マクドナルドがロシアから撤退したため同国産の肉などの供給に問題が生じたと説明していた。(c)AFP