【1月23日 AFP】ドイツのアナレーナ・ベーアボック(Annalena Baerbock)外相は22日、ポーランドによる独製主力戦車「レオパルト(Leopard)」のウクライナへの供与について、独政府としては要請があれば認める意向だと語った。

 外相は仏ニュース専門局LCIに対し、「要請された場合、阻止はしない」と述べた。さらに「われわれはこの戦車の重要性を理解しており、パートナーと協議している。人々の命を守り、ウクライナの領土を解放しなければならない」と強調した。

 ポーランドからの正式要請については、まだないと述べた。

 ポーランドは、レオパルト14両をウクライナに供与する用意があると表明。マテウシュ・モラウィエツキ(Mateusz Morawiecki)首相は、第三国への移転に関する独政府の「明確な意思表示」を待っているとしている。

 一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は20日、西側には同国に戦車を供与する以外に選択肢はないとし、決断を促した。(c)AFP