【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2023)は17日、男女シングルスの試合などが行われ、酷暑で試合が中断されると、その後は降雨により数試合が延期となる事態に見舞われた。

 選手たちが汗まみれになる36度という気温の中、大会の暑さ指数は5段階中の5を示し、試合が中断された。この指数は日差しの強さ(放射熱)や日陰の気温、相対湿度、風速という四つの気候要素を測定するもので、最低が1、最高が5となっている。5を示した時点でプレーは中断となり、ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)などの主要3会場では屋根が閉じられる。

 この暑さのため、午後に行われた屋外コートでの1回戦は3時間中断。その後状況が改善して再開されたものの、今度は大雨により選手たちはロッカールームに戻された。1時間半後に試合は再び行われたものの、その時点で開始されていなかった8試合については18日に延期となった。(c)AFP