【12月30日 CGTN Japanese】北京冬季五輪の公式マスコット「ビンドゥンドゥン」の来年の干支(えと)のウサギにちなんだ特別バージョンが28日、国家体育場、通称「鳥の巣」で披露されました。

 北京伝統の玩具である兎児爺(トゥルイエ)をモチーフにしたもので、バッジ、ぬいぐるみ、キーホルダー、置物の4種類からなります。兎児爺の独特な服装や長い耳などの特徴が「ビンドゥンドゥン」の体にぴったり融合し、中国伝統文化の幸福や安寧などを祈念する思いや、間もなく訪れるうさぎ(卯)年に対する祝福が込められているということです。

 北京冬季五輪の終了に伴い、ビンドゥンドゥンや五輪のエンブレム、旗、スローガンなど、五輪の招致、準備、開催の中で形成された知的財産権は、今年12月31日以降、国際オリンピック委員会(IOC)の歴史的知財となります。中国オリンピック委員会市場開発部の孫為民主任によりますと、中国オリンピック委員会とIOCによる交流と話し合いで北京五輪の歴史的知財を主とする協力案が最終的にまとまり、ビンドゥンドゥンを再び登場させることになりました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News