【12月29日 AFP】砂漠が広がる灼熱(しゃくねつ)の国として知られるクウェートで27日、珍しくひょうが降った。ソーシャルメディア上では、冬景色の中で親と一緒に大はしゃぎする子どもたちの様子が相次いで投稿されている。

 首都クウェート市の南方約50キロに位置するウンムアルハイマン(Umm al-Haiman)区では、マフラーやレインコートを身にまとった子どもたちがひょうを集めていた。

 クウェート気象局によると、27日からの降水量は最大63ミリに達したが、天候は回復しつつある。AFPの取材に応じた同局のムハンマド・カラム(Muhammad Karam)元局長は、気候変動によって気象パターンが乱れることで、今後も同様の気象現象が起きるとの見解を示した。(c)AFP