【12月27日 AFP】ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民185人を乗せた木造船が26日、インドネシアに流れ着いた。ロヒンギャ難民が同国沿岸に漂着するのはここ数か月で4回目。

 警察によると、船は午後5時半ごろ、インドネシア最西端のアチェ(Aceh)州の海岸に着いた。185人のうち32人は子どもだった。

 難民は地元の施設に一時的に保護され、病人は治療を受けている。

 AFPの記者によると、痩せ細り衰弱した様子の何人かは点滴を受けていた。保健当局の職員は「数人が重い脱水症状となっており、嘔吐(おうと)している子どももいる」と話した。(c)AFP