【12月26日 AFP】22NFLは25日、第16週の試合が行われ、タンパベイ・バッカニアーズ(Tampa Bay Buccaneers)はオーバータイムの末に19-16でアリゾナ・カーディナルス(Arizona Cardinals)に勝利した。

 バッカニアーズのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は、自身初めてとなったクリスマスの一戦で48本中32本のパスを成功させると、1タッチダウンパスを記録。2本のインターセプトを喫したが、6-16から試合をひっくり返したチームをけん引した。

 45歳のブレイディは、オーバータイムではチームを9プレーで66ヤード前進させ、ライアン・サコップ(Ryan Succop)が蹴った40ヤードの決勝フィールドゴール(FG)をお膳立てした。

 これでバッカニアーズは今季の戦績を7勝8敗とし、NFC南地区首位の座とカロライナ・パンサーズ(Carolina Panthers)、ニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)とのゲーム差1を守った。第17週のパンサーズとの直接対決を制すれば、地区優勝とプレーオフ行きが確定する。

 一方、グリーンベイ・パッカーズ(Green Bay Packers)は26-20でマイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)を下し、こちらも戦績を7勝8敗として、プレーオフ行き最後の椅子を懸けた戦いでワシントン・コマンダーズ(Washington Commanders)とのゲーム差を0.5に縮めた。

 QBアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)が238ヤードを獲得し、1本のタッチダウンパスを通したパッカーズは、守備陣が最終クオーターだけで3本のインターセプトを記録し、チームを勝利に導いた。(c)AFP