【12月19日 AFP】オランダの警察は18日、顔面に強力な花火が直撃した男性(24)が死亡したと明らかにした。

 男性は別の男性と2人で、18日午前0時前にロッテルダム(Rotterdam)近郊の町リッデルケルク(Ridderkerk)で花火を打ち上げていた。

 ロッテルダム警察によると、花火が男性の顔に直撃し、重傷を負ったためその場で蘇生を余儀なくされた。男性は病院に搬送されたものの、数時間後に死亡したという。

 29歳と62歳の男が逮捕され、強力な花火2個が押収された。

 オランダは、クリスマスと新年を花火で祝うことで知られる。

 強力な花火の使用は禁止されており、首都アムステルダムやロッテルダムなど12の自治体では花火が全面禁止とされている。ただ、警察は取り締まりに苦心しているという。(c)AFP