【12月12日 AFP】アフガニスタンの首都カブールで12日、中国人ビジネスマンの利用が多いホテルのそばで大きな爆発音と銃声が聞こえたと、付近にいた人が証言した。

 イスラム主義組織タリバン(Taliban)は昨年8月の復権以降、治安が改善していると主張しているが、爆発や襲撃が相次いでおり、このうちの多くについて、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の地元組織が犯行声明を出している。

 爆音が聞こえたとされる地区には、タリバンの復権後に中国人ビジネスマンの利用が増えている「カブール・ロンガン・ホテル(Kabul Longan Hotel)」がある。

 アフガニスタンと中国は、約76キロにわたり国境を接している。中国はタリバン政権を承認していないものの、アフガンで大使館業務を継続している数少ない国の一つとなっている。(c)AFP