【12月5日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)、決勝トーナメント1回戦のオランダ対米国戦が行われる裏で、両国首脳の間で「サッカー(soccer)」か、それとも「フットボール(football)」かという積年の争いが再燃した。

【写真特集】カタールW杯グループリーグを盛り上げたサポーター

 まずは米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が、チームの健闘を願う動画をツイッター(Twitter)に投稿し、その中で「サッカーと呼ばれている」と口火を切った。

 しかし、オランダが3-1で容赦なく勝利して8強入りを決め、米国を敗退に追い込むと、オランダのマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相はすぐさまバイデン大統領のツイートに反応し、「すまないね、ジョー。フットボールの勝利だ」とウインクの絵文字付きで書き込んだ。

 するとバイデン大統領は翌朝、「厳密には『フットバル(voetbal)』とすべきでは?」とサッカーを指すオランダ語を使ってリプライ。「冗談はさておき、君のチームと国におめでとう、マルク。ニュージーランドで再戦だ」と投稿した。

 女子の米国とオランダの代表は、2023年にニュージーランドで行われる女子W杯(FIFA Women's World Cup 2023)のグループリーグで同組になっている。(c)AFP