【11月20日 AFP】22-23フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第5戦、NHK杯(NHK Trophy 2022)は19日、男女シングル・フリースケーティング(FS)などが行われ、男子は世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2022)王者の宇野昌磨(Shoma Uno)が逆転で連覇を達成。ペアの三浦璃来(Riku Miura)/木原龍一(Ryuichi Kihara)組も優勝を果たした。

 宇野はFS188.10点で合計279.76点を記録し、ショートプログラム(SP)トップの山本草太(Sota Yamamoto)を上回った。山本はFS161.36点、合計257.85点で2位となり、174.41点でFS2位の車俊煥(Cha Junhwan、チャ・ジュンファン、韓国)が合計254.76点で3位に入った。友野一希(Kazuki Tomono)は166.76点でFS3位だったが、合計251.83点で4位となった。

 女子は世界選手権を制したSP2位の坂本花織(Kaori Sakamoto)がFSトップとなる133.80点を記録したが、合計201.87点で金芸林(Kim Ye-lim、キム・イェリム、韓国)の204.49点には届かず、2位となった。

 金は集中力のある優雅な演技でFS132.27点を記録し、GPシリーズ初優勝を飾った。住吉りをん(Rion Sumiyoshi)がFS125.11点、合計193.12点で3位。渡辺倫果(Rinka Watanabe)はFS129.71点、合計188.07点で5位となった。

 ペアは三浦/木原組がFS137.91点、合計216.16点で優勝を飾った。

 アイスダンスはカナダのロランス・フルニエボードリー(Laurence Fournier Beaudry)/ニゴライ・サアアンスン(Nikolaj Soerensen)組がフリーダンス(FD)124.75点、合計210.41点で優勝。村元哉中(Kana Muramoto)/高橋大輔(Daisuke Takahashi)組は合計178.78点で6位、小松原美里(Misato Komatsubara)/小松原尊(ティム・コレト、Tim Koleto)組は164.30点で9位だった。(c)AFP