【11月18日 AFP】サッカー国際親善試合が17日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)で行われ、日本は後半アディショナルタイムのPKでカナダに1-2で敗れ、W杯カタール大会(2022 World Cup)前最後の一戦で敗戦を喫した。

 日本は9分、柴崎岳(Gaku Shibasaki)が相手ペナルティーエリア内に浮き球のパスを送ると、相馬勇紀(Yuki Soma)がジャンプして押し込み、先制した。

 しかし12分後、ジュニア・ホイレット(David 'Junior' Hoilett)のCKにアティーバ・ハッチンソン(Atiba Hutchinson)が反応すると、最後はスティーブン・ビトーリア(Steven Vitoria)に押し込まれカナダに追いつかれた。

 すると日本は、山根視来(Miki Yamane)がペナルティーエリア内でリッチー・ラリア(Richie Laryea)にファウルを犯してしまい、93分にPKを与えてしまった。

 ルーカス・カバリーニ(Lucas Cavallini)がチップキックでPKを蹴ると、早めに横飛びしていたGK権田修一(Shuichi Gonda)は再び起き上がってボールに触れるも、ゴールの外にはじき出すことはできなかった。

 本大会でグループEに入っている日本は、23日にドイツとの初戦を迎え、その後はコスタリカ、スペインと対戦する。

 一方、1986年のメキシコ大会以来36年ぶりの出場となったグループFのカナダは、同日にベルギーとの初戦に臨み、モロッコ、クロアチアと激突する。(c)AFP