【10月18日 AFP】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール(France Football)」が選出する世界最優秀選手賞「バロンドール(Ballon d'Or)」の表彰式が17日、仏パリで行われ、女子部門ではスペインのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属する同国代表MFのアレクシア・プテラス(Alexia Putellas)が2年連続の受賞を果たした。

 28歳のプテラスは昨季、バルセロナでリーグ戦とカップ戦の国内2冠を達成。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Women's Champions League 2021-22)決勝進出にも貢献し、チームは決勝でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に敗れ連覇を逃したが、自身は11ゴールで大会得点王に輝いた。

 プテラスは膝の重傷が治っておらず、7月の欧州選手権(UEFA Women's Euro 2022)を欠場するなど今季中の復帰は絶望視されている中で、うれしい受賞となった。スターが集結したシャトレ劇場(Le Theatre du Chatelet)での表彰式で、プテラスは「けがをしたことがさらにいやになるが、ここにいられてとてもうれしい」とコメントした。

 2018年に新設された女子バロンドールの開催は今回が4度目。地元開催の欧州選手権で6得点をマークしたイングランド代表のベス・ミード(Beth Mead)が2位、チェルシー(Chelsea)に所属するオーストラリア代表のサム・カー(Sam Kerr)が3位だった。(c)AFP