【10月11日 AFP】ベラルーシのビクトル・フレニン(Viktor Khrenin)国防相は11日、ロシアと配備で合意した合同部隊について、国境を守るための「完全に防衛的な」任務を負うとの認識を示した。

 国防相は声明で、「地域的な合同部隊の任務は完全に防衛的なものであると改めて強調する。現時点で行われている全ての活動は、国境付近の動きに十分に対処するためのものだ」と説明した。

 アレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は10日、ロシアと合同部隊を配備することで合意したと明らかにした。

 合同部隊の展開により、ベラルーシがロシアと共にウクライナに軍事介入するのではないかとの懸念が生じている。

 これに対し、ベラルーシのアレクサンダー・ボリフォビッチ(Alexander Volfovich)国家安全保障会議書記は11日、こうした懸念に正当な根拠は存在せず、西側諸国はこれを口実にベラルーシ攻撃を画策していると主張した。(c)AFP