【9月20日 CGTN Japanese】第19回中国ーASEAN博覧会が今月16日から19日にかけて広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)南寧市(Nanning)で開催されました。博覧会では267件の協力プロジェクトが調印され、成約額は4130億元(約8兆4350億円)相当で過去最高となりました。

 今年は地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の発効初年度にあたります。中国税関総署のデータによりますと、今年1〜8月、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)、RCEP加盟国の輸出入額はそれぞれ前年同期比14%増、7.5%増となりました。

 博覧会の参加者は、「RCEP加盟国の産業は相互補完性が強く、地域の産業チェーン・サプライチェーンの安全・安定・開放水準の向上に役立つ」との見方を示しています。

 統計によりますと、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、RCEPメンバー間の輸出入額は依然として増加を続けています。専門家は、これは地域経済の強靱(きょうじん)性とRCEPの地域サプライチェーン強化における積極的な役割を示していると分析しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News