【9月15日 AFP】ギリシャ出身の俳優イレーネ・パパス(Irene Papas)さんが14日、死去した。93歳。映画『ナバロンの要塞(The Guns of Navarone)』や『その男ゾルバ(Zorba the Greek)』などで国際的な名声を得た。

 死因は今のところ明らかにされていないが、パパスさんはアルツハイマー病を患い、しばらく前から衰弱していた。

 パパスさんはギリシャを代表する俳優の一人で、60年近いキャリアで60本以上の映画に出演した。

 リナ・メンドニ(Lina Mendoni)文化相は、パパスさんは「威厳」があり、「映画や舞台でギリシャの美を体現していた」と追悼した。(c)AFP/John HADOULIS