【9月3日 AFP】(更新)ハンガリーのオルバン・ビクトル(Viktor Orban)首相は3日、旧ソ連最後の指導者、ミハイル・ゴルバチョフ(Mikhail Gorbachev)元大統領の葬儀に参列するため、代表団を率いてロシアのモスクワ入りする。ハンガリー政府のコバーチ・ゾルタン(Zoltan Kovacs)報道官がツイッター(Twitter)で明らかにした。

 ロシアがウクライナに侵攻する前、オルバン氏は欧州連合(EU)首脳の中でも特にロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と親密な関係にあった。侵攻後、ハンガリーは欧州で唯一、ロシアからのガス輸入量を増やした。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)のドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は国営ロシア通信(RIA)に対し、オルバン氏はモスクワでゴルバチョフ氏の葬儀に参列するだけで、プーチン氏と会談する予定はないと述べた。(c)AFP