【7月26日 AFP】新型コロナウイルスに感染したジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領の主治医は25日、バイデン氏の症状が「ほぼ回復」したことを明らかにした。引き続き治療を受けているという。

 バイデン氏は、21日に検査で陽性となって以来、ホワイトハウス(White House)内で隔離されている。主治医のケビン・オコナー(Kevin O'Connor)氏は大統領報道官に提出した文書で、バイデン氏の症状は「ほぼ回復した」とし、軽度の鼻詰まりと声のかすれが残っていると説明。コロナ経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」の服用を続けており、脈拍や血圧、呼吸数は正常で、息切れの症状はないとした。

 バイデン氏は所定回数のワクチンに加え、2度の追加接種も済ませている。25日には、半導体の国産化推進に関する会合にビデオ会議で参加した。(c)AFP