【6月21日 AFP】13人制ラグビーを統括する国際ラグビーリーグ連盟(IRL)は21日、トランスジェンダー選手が女子の国際試合に出場することを禁止すると発表した。

 前日には国際水泳連盟(FINA)が、トランスジェンダー選手が女子の部に出場することを実質的に禁止し、「オープンカテゴリー」を新設する方向であることを明かしていた。

 IRLによると、「包括性に関する総合的な指針」を定める間の措置で、それまでは「男性から女性になった(トランスジェンダー女性)選手が、女子の公認国際試合でプレーすることはできない」。

 IRLは、競技と選手に対する「健康面や法律面、評判面のリスク」を考慮して、さらなる協議と調査を行う必要があるとし、2023年に新指針をまとめるとしている。(c)AFP