字幕:「江南スタイル」大ヒットから10年 「今が一番幸せ」 ラッパーPSY
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■BTSのメンバーも感謝
PSYが果たした役割は、K-POP界のビッグネームたちにしっかり評価されている。
韓国の人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー、シュガ(Suga)は最近の動画で、PSYに「いつも感謝している」と語っている。
さらに「『江南スタイル』によって米国でのK-POPの道を切り開いてくれた」と話し、「僕たちは彼のおかげで、その道を楽にたどることができたのです」と続けている。
PSYの本名はパク・ジェサン(Park Jae-sang)。「江南スタイル」がヒットするずっと前から韓国ではスーパースターだった。
中学生の時に、英ロックバンド「クイーン(Queen)」が1986年に英ロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行った伝説的なライブコンサートの映像を見て、「彼(フレディ・マーキュリー、Freddie Mercury)のようなフロントマンになりたいと思った」と話す。
「でもその頃は、音楽も歌もそれほど上手ではなかった(中略)ただ、おかしなダンサーだった」
1990年代後半に米国の大学に進み、2パック(2Pac、本名:Tupac Shakur)やザ・ノトーリアス・B.I.G.(The Notorious B.I.G. )をはじめ、ヒップホップ黄金時代の一つを築いたとされるラッパーたちの音楽に触れた。
「うまく歌えないなら、ラップをやればいい。そうすれば、フロントマンになれると思った」
2001年にデビューすると、パワーあふれたユーモラスなステージパフォーマンスで一躍有名になり、数々の賞を獲得した。