【6月11日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)は10日、男子ゴルフでメジャー通算15勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)の資産が10億ドル(約1341億円)に達したと報じた。スポーツ界では米プロバスケットボール(NBA)の元名選手マイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏とロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)に所属するレブロン・ジェームズ(LeBron James)に続き、史上3人目となる。

 脚に重傷を負った昨年2月の自動車事故から46歳にして復帰を果たしたウッズは、27年間のキャリアで手にした賞金とスポンサー収入、そしてビジネス契約で稼いだ合計金額が約17億ドル(約2279億円)を記録したと報じられた。

 そのうち賞金は10パーセント未満にすぎないものの、これまでの収入は同誌が追跡しているアスリートでは最高金額に上るという。スポンサー料に加えてイベント開催やコース設計など競技以外での収入はここ12か月で6800万ドル(約91億円)を記録したといい、この数字だけでも世界のアスリート長者番付で14位に入るという。

 現役時代の1990年代にシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で通算6度のNBAファイナル制覇を成し遂げたジョーダン氏は、スポーツ界で史上初めて資産10億ドルを突破し、広告塔としての役割や自身の姿を模したジャンプマンロゴ製品によって、アスリートの基準を確立した。

 通算4度のNBAファイナル制覇とレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)選出を誇り、現在はレイカーズの大黒柱であるジェームズは、この1年間で1億2120万ドル(約162億5100万円)を稼ぐなどし、前週に10億ドル超えを報じられた。(c)AFP