コンテナ倉庫で大規模火災、34人死亡 負傷も300人 バングラ
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【6月5日 AFP】バングラデシュ南部のコンテナ倉庫で4日夜、大規模な火災と爆発が発生し、5日までに少なくとも34人が死亡した。消火活動が依然、続けられている。
消防当局によると、火災は主要港チッタゴン(Chittagong)から約40キロの距離にあるシタクンダ(Sitakunda)の民間のコンテナ倉庫で、4日深夜に発生した。
地元の医師はAFPに対し、300人以上が負傷したと述べた。
チッタゴン管区長によると、ターミナルには欧米の小売業者向けの衣料品数百万ドル相当が保管されていた。
コンテナ業界団体の広報担当者は、約12万平方メートル超の倉庫敷地には、過酸化水素などの化学製品が入ったコンテナもあったと述べた。
倉庫の管理責任者ムジブル・ラフマン(Mujibur Rahman)氏は、出火原因は依然不明としている。倉庫の従業員数は約600人という。(c)AFP/Shamsuddin Illius