【5月30日 AFP】ロードレース世界選手権、第8戦イタリアGPは29日、MotoGPクラスの決勝が行われ、ドゥカティ・レノボ・チーム（Ducati Lenovo Team）のフランチェスコ・バニャイア（Francesco Bagnaia、イタリア）が同GP初優勝を果たした。バニャイアは第6戦スペインGPに続き今季2勝目。

　モンスターエナジー・ヤマハ（Monster Energy Yamaha）のファビオ・クアルタラロ（Fabio Quartararo、フランス）が2位に入り、総合首位のリードを拡大。総合2位につけるアプリリア（Aprilia）のアレイシ・エスパルガロ（Aleix Espargaro、スペイン）が3位に続いた。

　6度の年間優勝を誇るレプソル・ホンダ（Repsol Honda）のマルク・マルケス（Marc Marquez、スペイン）は10位。この後は2年前に骨折した右腕の問題を解消するため、手術を受ける予定になっている。

　自身初のポールポジションからスタートしたグレシーニ（Gresini Racing MotoGP）のファビオ・ディ・ジャンアントニオ（Fabio Di Giannantonio、イタリア）は予選の走りを再現できず、同胞のバニャイアから約12秒遅れの11位に沈んだ。(c)AFP