【5月26日 AFP】サッカーヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2021-22)は25日、アルバニア・ティラナで決勝が行われ、ASローマ(AS Roma)がフェイエノールト(Feyenoord)を1-0で下し、初代王者に輝いた。

 イタリア代表のニコロ・ザニオーロ(Nicolo Zaniolo)が32分に決めたゴールを守り切ったローマは、これが2008年以来となるタイトルで、欧州カップ戦では初の主要タイトルを獲得した。

 イタリア勢のクラブでは12年前にインテル(Inter Milan)を欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)優勝に導き、これが自身5度目の欧州カップ戦制覇となったローマのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、感極まって涙を流した。

 就任1年目のモウリーニョ監督は、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に「ローマに来て11か月がたつが、人々にとってこれ(優勝)がどんな意味を持つのかは到着したときから分かっていた。ファンはこういったものを待ちわびていた」とコメントした。

「今夜は仕事ではなく歴史だった。われわれは歴史を刻む必要があったが、それを成し遂げた」

 モウリーニョ監督はまた、来季もローマに残り、1年目に残した堅実な実績を足がかりにしたいと明かした。

「私は残る。それについて疑う余地はない」 (c)AFP