【5月7日 AFP】台湾国防部(国防省)によると、中国軍機18機が6日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入した。

 進入した中国軍機には、戦闘機「殲11(J11)」と「殲16(J16)」計12機、爆撃機「轟炸6(H6)」2機が含まれていた。台湾空軍機が緊急発進して警告したほか、監視のためミサイルシステムを作動させた。

 AFPがまとめたデータによると、1日当たりの数として1月23日の39機に次ぐ今年2番目の大規模進入となった。中国軍機の台湾防空識別圏進入は2020年に約380機だったが、2021年には969機と2倍以上に増えた。今年は6日時点で370機以上となっている。(c)AFP