【5月2日 AFP】ロードレース世界選手権、第6戦スペインGPは1日、Moto2クラス決勝が行われ、イデミツ・ホンダ・チーム・アジア(IDEMITSU Honda Team Asia)の小椋藍(Ai Ogura)がポールトゥウィンでキャリア初優勝を飾った。

 開幕からの4戦で2度の表彰台を獲得し、総合2位でこの日を迎えていた小椋は、初めてポールポジションからスタートすると、一度もリードを奪われることなく快勝を収めた。

 21歳の小椋は、Moto3とMoto2での約4年間でこれが12度目の表彰台となったが、優勝は初めてだった。

 ゴール後、「今回は120パーセントの満足度」と振り返った小椋は「1番手からスタートして1着でフィニッシュでき、今回のレースは完璧だった」と続けた。

 フレックスボックスHP40(Flexbox HP40)のアロン・カネト(Aron Canet、スペイン)は、ギプスで左腕を固定しながらも2.5秒差で2位フィニッシュとなった。

 また、マークVDS(Marc VDS Racing)のトニー・アルボリーノ(Tony Arbolino、イタリア)が3位に、レッドブルKTMアジョ(Red Bull KTM Ajo)のアウグスト・フェルナンデス(Augusto Fernandez、スペイン)が4位に入った。(c)AFP