【4月25日 AFP】ロードレース世界選手権、第5戦ポルトガルGPは24日、MotoGPクラス決勝が行われ、モンスターエナジー・ヤマハ(Monster Energy Yamaha)のファビオ・クアルタラロ(Fabio Quartararo、フランス)が5秒以上の差をつける圧勝を飾り、今季初優勝を果たした。

 レースはクアルタラロが独走する展開となる中、チーム・スズキ・エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)のジョアン・ミル(Joan Mir、スペイン)とドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のジャック・ミラー(Jack Miller、オーストラリア)が2位争いをしていた終盤に接触しリタイア。

 その恩恵もありプラマック・レーシング(Pramac Racing)のヨハン・ザルコ(Johann Zarco、フランス)が2位、アプリリア(Aprilia)のアレイシ・エスパルガロ(Aleix Espargaro、スペイン)が3位に入った。

 昨年8月の英国GP以来となる勝利を手にしたクアルタラロは、これで69ポイントとし、スズキのアレックス・リンス(Alex Rins、スペイン)と並んで総合首位に浮上した。

 今GPまでトップだったグレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)は転倒してリタイアとなり、総合4位に後退した。エスパルガロが66ポイントで3位につけている。(c)AFP