【4月12日 AFP】仏パリのオルセー美術館(Musee d'Orsay)で12日、スペイン・カタルーニャ(Catalonia)出身の建築家アントニ・ガウディ(Antoni Gaudi)をテーマにした展覧会が開幕した。バルセロナ(Barcelona)の建築学校で学んだ青年期から、建築家として活躍し始めた1880年代、名声を確固たるものとするまでのガウディの作品が展示されている。

 ガウディの未完作品として知られ、バルセロナの象徴でもある巨大教会サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)について、美術館職員は「労働者階級が比較的多い地区に建てられたため、貧者の大聖堂とも呼ばれている」と説明し、「貧困層への社会活動と見なすこともできる」と指摘した。

 映像は8日撮影。会期は7月17日まで。(c)AFP