【3月27日 AFP】競馬のドバイ国際競走が26日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイ(Dubai)のメイダン競馬場(Meydan racecourse)で開催され、日本馬5頭が優勝する日本競馬にとっては忘れられない一日になった。

 日本勢はバスラットレオン(Bathrat Leon)がゴドルフィンマイル(Godolphin Mile 2022、ダート1600メートル)を制したのを皮切りに、ステイフーリッシュ(Stay Foolish)がドバイ・ゴールドカップ(Dubai Gold Cup 2022、芝3200メートル)、クラウンプライド(Crown Pride)がUAEダービー(UAE Derby 2022、ダート1900メートル)で優勝した。

 さらに、パンサラッサ(Panthalassa)がドバイ・ターフ(Dubai Turf 2022、芝1800メートル)でロードノース(Lord North)との同着優勝を勝ち取ると、シャフリヤール(Shahryar)がドバイ・シーマクラシック(Dubai Sheema Classic 2022、芝2410メートル)を制した。

 メインレースのドバイ・ワールドカップ(Dubai World Cup 2022、ダート2000メートル)はカントリーグラマー(Country Grammer)が差し切り優勝。ホットロッドチャーリー(Hot Rod Charlie)が2着に入り、日本から挑んだ昨年2着のチュウワウィザード(Chuwa Wizard)は3着だった。1番人気のライフイズグッド(Life Is Good)は4着だった。

 カントリーグラマーのボブ・バファート(Bob Baffert)調教師は、昨年のケンタッキーダービー(147th Kentucky Derby)で1着入線したメディーナスピリット(Medina Spirit)の禁止薬物陽性で渦中にあるが、これでフランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手と共にドバイ・ワールドカップ4勝目を挙げた。(c)AFP