【3月11日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2022)は10日、女子シングルス1回戦が行われ、四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂なおみ(Naomi Osaka)はスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)に3-6、6-1、6-2で逆転勝ちし、2回戦に駒を進めた。

 大坂にとって今大会は、3回戦敗退に終わった1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)以来となる実戦。

 初戦は元全米オープン(US Open Tennis Championships)女王のスティーブンズというタフな相手となり、第3セットも先にブレークを許して0-2となったが、そこから6ゲーム連取で勝利をもぎ取った。

 今大会では全32シードに入った上位選手が全員1回戦を免除されている。だが、全豪オープン後にトップ80から陥落して現在世界ランキング78位の大坂と、同38位のスティーブンズはその中に含まれず、1回戦としては珍しい人気選手同士の対決となった。

 大坂は2回戦で大会第21シードのベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova)と顔を合わせる。(c)AFP